スイカは美容、ダイエット、健康に嬉しい成分がたっぷり!皮まで食べよう

健康・きれい
Couleur / Pixabay

7月27日は「スイカの日」!「夏の果実の王様」と言われるスイカですが、冷たくひやしたスイカは、暑い夏こそおいしさも倍増するものですよね。

実はスイカは、美味しいでけではなく、ダイエット美容、健康に効果的な栄養素をたっぷりと含んだ、低カロリーな美容フルーツなのです。

スイカは美容成分がいっぱい

中国の古い医学書には、スイカの薬効が詳しく記載されているのだとか。古来より薬膳として認められていたスイカですが、近年の研究により、さらに 「女子力up効果」も望めることが分かってきました。

スイカは90%が水分、10%が糖分という、とても瑞々しい食べ物です。ほとんどが水分ですが、あなどるなかれ、その中には様々な美容成分が含まれています。特に注目すべき、女性に嬉し4つの成分をご紹介します!

リコピン

トマトの有効成分として有名な栄養素である「リコピン」。強力な抗酸化力を持ち、スイカにはトマトの約1.4倍ものリコピンが含まれています。アンチエイジングに期待が持てますよね!また、活性酸素が増えすぎると、動脈硬化やガンなどを引き起こす原因ともなりますが、リコピンはこの活性酸素を抑制してくれると言われています。リコピンは美容にも健康にも嬉しい成分です。

カリウム

カリウム」は、ミネラルの1種で、体中の余計な塩分を尿の中へ出す働きを持ちます。スイカの赤い部分だけでなく、皮にも含まれています。スイカはリンゴよりも多くのカリウムを含み、むくみや熱中症、夏バテ防止などにも効果を発揮します。

β-カロテン

βカロテン」は、にんじんやピーマンなどの緑黄色野菜に多く含まれる栄養素で、スイカにもたっぷり含まれています。お肌の老化やガンを予防してくれる働きがあります。

シトルリン

シトルリン」は、最近注目を集めている成分で、アミノ酸の一つとされる「奇跡の美容成分」です。スイカ以外の果実にはほとんど見られない成分です。血管を若返らせ、血流を改善する効果があります。冷え性やむくみの改善に役立ちますし、体内の老廃物や、有害物質などを体外に出してくれ、利尿作用があります。

スイカは食べ過ぎても太らない?

「スイカは甘いから太る」と間違った認識をされている方も多いかもしれません。でもご安心してください。上記でも説明したように、スイカはそのボリュームに対してほとんどが水分から成り立っています。とても低カロリーな食べ物なのです。それに、食物繊維も豊富なので、ダイエットのリバウンド予防にもおすすめ。

ちなみに、肥満について研究しているアメリカの医療機関が公表しているデータの中でも、スイカの摂取量は無制限!スイカの食べ過ぎで太ることはないということです

美容成分を無駄にしないスイカの食べ方とは?

スイカの美容成分を余すところなく吸収するためには、どのような食べ方がよのでしょうか?いくつかのポイントをご紹介します。

黄色のスイカより赤いスイカを選ぶ

先程説明した、アンチエイジングの強い味方の「リコピン」。実は、黄色いスイカにはほとんど含まれていません。スイカの美容効果を期待するのなら、赤いスイカが一押しです。

皮も食べよう

「奇跡の美容成分」シトルリンは、赤い果肉よりも「皮」に多く含まれています。その含量は約2倍にも。これは活用しない手はありません!例えば漬物にしたり、キュウリを食べる感覚で取り入れてみましょう!

種も食べよう

皮にも嬉しい美容成分が含まれています。「種なんて食べれない」と言われるかもしれませんが、おすすめなのがスムージーです。スイカ200gを少量の種と一緒にミキサーにかけるだけで、簡単にフレッシュジュースの出来上がりです。さらに他にもお好みの果物や野菜を加えれば、とっておきの女子力アップジュースに!ぜひ試してみてくださいね!

まとめ

スイカは美味しいだけではない、美容やダイエット、健康に嬉しい食べ物です。暑い夏にはぜひたくさん食べてその効果を得たいものですよね!ですが、スイカには体を冷やす作用もありますし、スイカばかりを食べていると、当然栄養も偏ってしまいます。これではかえって逆効果・・・。美味しくて栄養もたっぷりなスイカですが、食べ過ぎには注意してくださいね。

タイトルとURLをコピーしました