美容にも健康にも嬉しい成分が豊富に含まれている「ハチミツ」。あまり知られていませんが、実ははちみつは、便秘解消にも効果的なのです。この記事では、「ハチミツ」が便秘解消に効果的な理由やおすすめの食べ方についてご紹介します。便秘に悩む方は、ぜひ参考になさってくださいね。
「グルコン酸」や「オリゴ糖」
トリプトファン
トリプトファンは必須アミノ酸であり、脳内物質の「セロトニン」を作る為に必要な栄養素です。セロトニンは、自律神経のバランスを整え、ストレス解消に欠かせない物質です。セロトニンが増えることで、ストレスが原因の便秘を改善出来ると考えられています。
プロテアーゼ
はちみつは、たんぱく質を分解してくれる「プロテアーゼ」という酵素を含んでいます。その為、消化を助け、胃腸の負担を軽減してくれる働きが期待できます。
ハチミツ選びのポイントとは?
一口にハチミツといってもたくさんの種類があり、採れる花の種類によって味や香りに違いがあります。数ある中で特に整腸作用に効果が期待できるのは、「みかん」「レンゲ」「りんご」「アカシア」「ローズマリー」などです。
ハチミツを選ぶ際に大切なのは、加熱処理をしていない生ハチミツを選ぶこと!加熱処理をしていない生ハチミツは、熱に弱い栄養素や酵素が豊富に含まれています。一方で加熱処理をしてしまうと、せっかくの酵素やミネラルなどの豊富な栄養素が失われてしまいます。
ハチミツのおすすめの食べ方
ハチミツの効果的な食べ方は、腸の働きを活発にするために、お腹の空いている時が一番おすすめです。朝食前にスプーン一杯のハチミツを食べるだけでも、整腸作用に期待できます。
また、料理に生ハチミツ加えるなら、熱を加えずに食べられるトーストやヨーグルト、果物などに添えると、酵素や栄養素を壊さずに食べられるのでおすすめです。
特にヨーグルトはビフィズス菌や乳酸菌が含れているので、一緒に摂ることで、腸内の環境を整えるための相乗効果が期待できます。はちみつに含まれるグルコン酸やオリゴ糖が、ビフィズス菌や乳酸菌、善玉菌をさらに増やす働きがあるので、ヨーグルトにはちみつを加えることで、相乗効果が期待できるのです。
ハチミツの1日あたりのおすすめ摂取量
ハチミツの摂取量の目安は1日あたり大さじ1杯程度です。ハチミツのカロリーは100gあたり294kcalなので、大さじ1杯(約21~22g)だと単純計算で約64kcalとなります。
同分量で約58kcalの砂糖よりもカロリーが高いですが、便秘改善など女性に嬉しい効果が得られるハチミツは摂って損はありません。ただ、摂り過ぎは逆に太る原因になってしまうので、摂取量はしっかり守りましょう。
まとめ
ハチミツが便秘解消によい理由と、おすすめの食べ方などをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?栄養豊富で、健康だけでなく美容にも良いとされるハチミツ。上手く取り入れて便秘解消に役立ててみましょう!